奥野恵美流「自分にとって幸せな人生を生きるためのマインドの育て方~前篇~」

前回のコラムでは、自分が何をしたいのかすらわからなかった高校卒業時から、「必殺仕事人」として数々の偉業を成し遂げたホステス時代、そして、ご主人との運命的な出会いによって本来のLOVE軸に戻り、女性としての幸せを手に入れるまでの奥野恵美さんの10年間のヒストリーをお届けしました。

今回は、そのヒストリーの随所で育まれ、現在の大きな幸せを掴みとる重要なキーとなった「マインド」についてお伝えします。

奥野恵美流「自分にとって幸せな人生を生きるためのマインドの育て方~前篇~」

10年のヒストリーにおいて、普通なら躊躇してしまうような大胆な決断や行動を繰り返し、人がなかなかマネできないような結果をいくつも出し続けてきた恵美さん。

どうしてそんなに自分を信じてまっすぐ突き進むことができるのかを知るべく、そのマインドが作られた秘密についてお話を伺いました。

「初めからマインドが大切と自覚していたわけではなく、仕事を通じて、積み重ねれば結果が出ること、自分が望んだように生きられることを少しずつ実感していく中で、より良い人生を生きたいと思った時、マインドを整えることが何よりも大切だと思ったのです」と、恵美さん。

では、実際にどのようにしてマインドを整えてきたのでしょうか。
恵美さんが最初に実践したのは、少し意外なことでした。

言葉の環境を整える

人は良くも悪くも自分を取り巻く環境に大きな影響を受けています。
環境といっても、住まいや職場、人間関係など様々な要素がありますが、中でも恵美さんが着目したのは「言葉の環境」でした。

「愛を育むのにも、感謝を伝えるのにも、言葉はとても重要なんです」
この言葉を聞いた時、感情や出来事を美しい言葉で繊細かつ情緒たっぷりに語る恵美さんの魅力の神髄にふれたように感じました。

自分を取り巻く環境には、すぐに自力で変えることは難しいものも多くある中、「言葉は自分次第でこの瞬間から変えられる」と気づき、すぐに実行に移した恵美さん。
「言葉が未来を変える」と信じて、たくさんの本や人から学びながら、思考やコミュニケーションにおいて自分が使う言葉を見直したのです。

この言葉の変化はさっそく仕事にも功を奏しました。
初めは自分に対する自信も全く持ち合わせていなかったという恵美さんですが、行動を積み重ねれば後からきちんと結果がついてくることを身を以て知り、小さな成功体験をひとつずつ増やしていくことで、徐々に自分との信頼関係を深めていったのだと言います。

ネガティブからのポジティブ転換

とても高性能な人間の脳ですが、実は脳は自分のことを話しているか、他人のことを話しているか区別することができないとも言われています。つまり、誰かの悪口を言っていたとしても、脳は自分自身に対してマイナスな言葉を認識してしまうということ。
恵美さんが、言葉の環境を変える際に意識したことのひとつに、もっと上手に脳と付き合うために「ネガティブな言葉を使わない」というものがありました。
根がストイックな恵美さんは、かつては完全にネガティブを排除しなければ!という思いに駆られ、無理をしていたこともあったそう。それでもトライ&エラーを重ね、自分とじっくり向き合ううちに「少しずつネガティブな自分とも仲良くなれるようになった」と語ります。

今ではネガティブなことに遭遇しても、いったん素直にその事実や感情を受け止め、反省したり、見方を変えたりしながら、「じゃあ、どうすればいい?」と無理なくポジティブ変換できるようになったそう。
恵美さんのような人でも「今の自分を脱ぎ捨てて、他の誰かになりたい」と願ったり、自分らしい幸せが何なのかわからず、幸せそうな人のマネをしてみたり、行動することに安心感を抱きつつも本質的には全く満たされない時期があったと言いますが、少しずつ自分と向き合い本質を知ることで、自分を受け入れ、自分を許し、自分を愛することができるようになったのだそうです。

失敗は最たる学び

ネガティブなことも素直に受け入れ、思考や感情を上手にポジティブへとシフトできるようになった今、恵美さんにとって「ポジティブはネガティブあってのもの」であり、「失敗は最たる学び」だと言います。
それは、「失敗とは自分の予想・枠を越えたことが起きた」ということであり、「成長の証」だと認識しているから。予定調和の中では成長は生まれないと知り、「失敗が自分を成長させてくれる」、「私なら失敗しても大丈夫、またやれる!」という前向きな思考で日々を過ごしていることに、恵美さんの大胆な行動力の秘密を垣間みることができます。

欲しいものは自分から!

言葉を変え、マインドを変えることで、それまでよりもずっと軽やかに行動を起こせるようになった恵美さん。
そんな恵美さんには、類い稀な行動力の秘訣とも言えるポリシーがあります。それは、「人は誰でも必ず欲しいものや、欲しい感情を手に入れられる」ということと、かといって「願うだけではダメ。自分からアクションを起こして、欲しいものは自分から取りに行く」ということ。

漠然と幸せになりたいと願って待っているだけでは何も変わりません。けれど、「どんな小さなことでも、手に入れたい未来のために今すぐ行動を起こしていけば、どんなものでも必ず手に入れられるし、今すぐできることは必ずある」と恵美さんは語ります。
例えばあなたが今「キレイになりたい」と願うのなら、まず、どこをどうキレイにしたいのかを具体的に思い描くことで最初に進むべき一歩が見えてくるように、ひとつのアクションが次のアクションへとつながっていくのです。

いかがでしたでしょうか。
まだまだある、奥野恵美流「自分にとって幸せな人生を生きるためのマインドの育て方」。
後編はまた次回お送りします。

By | 2017-08-25T16:22:19+00:00 2017-03-28|COLUMN|